睡眠時無呼吸症

  • ひろりん
  • 2015/11/24 18:45:45

 睡眠時無呼吸症の治療のために、専用のマウスピースがある事をご存知の方もいらっしゃるでしょう。

睡眠中、1時間に5回以上呼吸が停止するものを睡眠時無呼吸症と診断し、重度の場合は1時間に5,60回以上呼吸が停止する方もいます。

1か月前の日曜日、そのマウスピースの装着のため、休日診療をしました。

患者は、うちの長男。

高総体は800mで3位、北九州大会では予選落ちと、不本意な成績でしたし、試合が終わり受験勉強に入った直後も、体がだるく疲れが抜けないと言っていました。

子供の頃からいびきをよくかいていましたし、リビングでうたた寝している時に、一時呼吸が停止しているのを発見し、下顎を少し拳上すると呼吸が再開するという事をずいぶん前ですが経験していました。

体型やあごの形を見ても睡眠時無呼吸症にはなりにくいかなと思っていたのですが、もしかしたらと思い8月に内科を受診させました。初診時、担当のDr.も、君みたいな体型ではきっと珍しいだろうねと笑っていたといいます。

検査結果は1時間に5回、最長で95秒呼吸が停止するという、軽度ではありますが、睡眠時無呼吸症であることが判明しました。

睡眠時無呼吸症の治療には、CPAPというマスクを装着し持続的に陽圧の空気を送り込むものがあります。大相撲の白鵬関が装着している映像を見た事がありませんか?

但し、このCPAPは中~重症でないと健康保険がききません。

軽症の無呼吸症には、口腔内に装着するマウスピースが保険適応されています。

勿論作るのは、歯科医師です。

但し、保険でこの装置を作る場合、勝手に歯科医師が作っていいかというとそうではありません。

まずは内科等で検査を行い、診断がつき、その医療機関から紹介があって初めて歯科で治療ができるという事になっています。

型取りから装着まで約2万8千円。3割負担で8,500円ほどです。

原理は簡単で、下顎や舌が後ろ側に落ち込む(舌根沈下)と、呼吸路が塞がってしまうので、下顎を前方に数~10mm程度移動させた状態を保てるようなマウスピースを装着し、舌根沈下を防ぐというものです。

このスリープスプリントと言うマウスピースですが、人によっては違和感が強かったり、下顎を一晩中前に出した状態を強制するため、あごの関節や咀嚼筋に痛みが出る事もあります。

 長男の治療を初めて約1か月。最初の1、2週間は側頭筋や咬筋に疲労感が出ていましたが、今では軽快。

もともと、日中の眠気は全くなかったそうですが、朝は起きるのが辛かったといいます。今ではよく眠れるようで、朝も目覚めは良いようです。

もっと早くにわかっていれば、高総体ではもっと活躍できたかもしれません。特に疲れた時などは、無呼吸の頻度は高かったかもしれませんし。

例えてみれば、夜間にも息を止めて無呼吸でインターバルトレーニングをしていた様なものでしょう。疲れが抜けないはずです。

 

 

ちなみに、長男の治療費は保険での請求はできません。

また、息子ではありますが、個人的な事でありますので、本記事を熟読してもらい、公開してもよいと承諾を得た上で公開しております事を追記いたします。

 


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