被爆者を見捨てる政府

  • 時代おくれ
  • 2017/8/11 23:11:00

 9日の祈念式典。田上市長が読み上げた平和宣言の内容は、核兵器廃絶に向けた国際世論の高まりを評価する中、「核兵器禁止条約」に背を向けた日本政府の対応を批判しました。当然のことです。

 対して、アベちゃんが行ったあいさつの空虚なこと。核兵器禁止条約には一切触れない。都合の悪いことにはフタをする姿勢は、モリカケ問題同様の国会答弁と一緒。全然進歩が感じられない。人間=人格としても疑うね。

 被爆者代表から発せられた「あなたはどこの国の総理ですか? 」は、この世界的な核兵器廃絶の潮流の中で、日本政府の後ろ向きな立ち位置を明確に表す言葉だと受け止めました。しかし、それでもアベちゃんの無表情は変わらない。よく出席できたねと思います。

 その後の記者会見でも、「(核兵器禁止条約の)署名、批准をする考えはない」と言い切りましたもんね。どこまでも「核の傘」にこだわるんでしょう。核兵器保有国と非保有国の間に立って努力するという考えすらないようです。

 国会であれだけ、野党に向かって「対案を出せ」という人間が、こと核に対してはアメリカ依存の姿勢を変えない。核兵器についてはアメリカのいう通りにやるもんねと言ってるに過ぎない。もはや、被爆国の首相とは言えないね。もうね、この人に託することは無理でしょう。少なくとも、まずは総理を替えないとダメだと思いましたね。

 おそらく、今の北朝鮮が放つ状況は、アベちゃんにとっても好材料なんでしょう。そして、あのトラちゃんも完全に踊らされているように感じます。人心の操作は北朝鮮が1枚上手のようにも感じました。

 TVでは、北朝鮮は「本当にやるかも知れない」と危機感を募らせるようなコメントも出だしました。プロバガンダみたいな状況に陥った時のメディアは怖いです。見ている国民もそう思わされる。発射される前に基地を叩け(=存立危機事態?)、発射されたらPAC3で撃ち落せとばかりに島根や広島、愛媛、高知に配備するとかなんとか。なし崩し的に一気に走り出している感です。

 この間すでに、北朝鮮がミサイルを発射するたびに大騒ぎしてきましたよね。その時、政府は何をやっていたのかって、傍観者だったでしょう。自治体に訓練をさせたり、億の金をかけたCM作ったりしただけで、そんな小手先より、独自の外交努力、働きかけをしなくっちゃならなかったのでは・・・。それこそ無策というんじゃないのか。

 人間が間違いを犯す、戦争に踏み出す時の口実を探す、そんな経験をしてきたはずなのに、また繰り返そうというのかね。「自国を守る」「平和のため」と言って始めたのが戦争のすべてだということを忘れてはいないのか。こんな時、政治は何をすべきかという順序が間違っているような気がするね。

 そうそう、オスプレイの自粛要請も政府は取り下げましたね。もう問題ないんだって・・・。こういう時こそ、一人一人の国民の目、考え、行動が大事だと思います。


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