この世界の片隅に

  • 時代おくれ
  • 2017/8/14 23:14:00

 昨年見ることができなかった映画「この世界の片隅に」が、Yahooプレミアムで会員向け配信されたので、見ることができました。

関連URL①:http://konosekai.jp/

 銃後の庶民の生活を淡々と描いた作品だったんですね。舞台は広島の呉。広島の街並みとともに、呉の町の様子がよく描かれていたのが印象的でした。アニメのタッチもほのぼのとした淡い色彩、描かれる人物もごく普通の人たち・・・。

 でも、どこか切なくて、背後に悲しみが漂うのは、戦争中だからこそなんだろう。終戦に向けて本土空襲が激しくなる中での、人々の生活の様子が伝わってくる。

 日本では教育の中で、戦争中にこういう生活があったことなど教えてはくれない。まして戦争の負の部分には触れもしない。72年経った今でも、慰安婦問題、南京事件、731部隊、インパール作戦等など、あったのか?なかったことにしたいのか?、詳細に語ろうとしないことが多すぎるように思う。

 反面、例えば、TVや新聞報道で政権批判をすると、すぐにネット上に「反日」とか「在日」とかが立ち上がり、レッテル張りを始める連中がいる。Youtubeなんかには、同じようなテンプレートを使った色彩のフリップ、「フルボッコ」や「完全論破」とかの文字が踊り、内容はネット上の書き込みが流れるだけという映像の多いこと。実際、内容は無い。

 戦争中に何があったのか、どういう生活があったのか、みんなで見てみよう、聞いてみようじゃないか。すべてはそこから始まる。今週土曜日、NHKETV特集で放送される「描き続けた“くらし”戦争中の庶民の記録」はぜひ見たい番組だね。

関連URL②:http://www4.nhk.or.jp/etv21c/

 


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