水の行方

  • 時代おくれ
  • 2017/9/24 23:24:00

 「水の行方」って言っても、分かりにくいですが、私たちが使っている水(上水道)を供給している事業体は、基本的に自治体です。専門的には公営事業という独立採算制で行われています。

 以前、「長崎ぶらぶら好き」の中で、伊良林方面を散策する途中、倉田水道(水桶)の話しが出てくる回がありますが、長崎での公営水道の原点みたいなものです。

 ことほど、水道は市民生活になくてはならないもので、これを民間事業、つまり営利目的とするにはならないそれだけの理由があったと思います。

 しかし現実には行政改革によって、浄水場の運転や設備の保守などの委託化=民営化が進んでいます。この委託先は国内の企業(会社)だったのですが、近年、これが崩れてきている。一例として愛媛県松山市の水道事業では外国(フランス)の企業に委託されています。日本初の外資系企業の参入です。

 つまり、水道事業がビジネス化しているのが世界の動きになっているということなんです。そこには世界的にもメジャーな会社が存在する。

 でも、日本ではこれまで公営事業として、営利事業とは明確に切り離されて、住民への安心安全な水の確保と提供が続けられてきました。

関連URL①:http://newsnouso.seesaa.net/article/448397018.html

 「水の民営化」については、アベちゃんはこの3月に閣議決定までしてます。このままでは日本の水道事業も、国際的な水ビジネス競争に巻き込まれるのではって思うのです。

 こんな情報、あまりメディアは取り上げません。身近な水道に、知らない間に危険信号が灯っている。

関連URL②:http://suigenren.jp/news/2017/03/10/9066/

 水問題では、世界的にも豊かな日本の水資源に対して、外資が山林を買い占める、いわゆる水源を確保するような動きが北海道などで出始めていると聞きました。特に中国系企業とか聞きましたが、そういう問題もはらんだ複合的な構造になっている点は見逃せないと思います。


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