(2017-07-08 写真追加と文章手直しました。)
中途半端な位置で固定されてしまっているダガーボード(センターボード)、次回の上架時にオリジナルの状態に戻して昇降可能にしたいと思っています。
ただダガーボードケースの中がどんな状態なのか判らないので事前調査してみました。

DSCN4562 DSCN4561キャビンの真ん中に置かれたチャートテーブル、この下がダガーボードケースになっています。
 足元の床には小さな点検口があってこの中を覗くとダガーボードを支える大きなピボットが見えます。
動かすとここから水漏れするので固定してしまったと聞きました。
そしてその上のほうにはに多分滑車を支えていると思われるボルトの頭があって、ダガーボードケースの真上に角材が固定され、その上にテーブル天板が載せられています。
ダガーボードを動かすためのワイヤーは滑車で向きを変えて天井へ伸びたパイプの中を通ってデッキの上に出て行っています。

DSCN4567 DSCN4571 DSCN4570

テーブルと角材を取り外してしまえば中の様子を覗くことが出来そうですがここで問題が一つ。
天井まで伸びてるパイプの下部がこの角材に固定されていておまけにワイヤーも角材に開けられた穴を通っているので簡単には取り外せそうにありません。
パイプを取り外すには天井側の固定も外さなきゃいけませんが固定ネジがマストベースの下になっていてここも手が出ません。
う~んどうしようかと悩みましたがワイヤーが通っている部分を残して角材を切ってしまうことにしました。 (もったいない。)

DSCN4578 DSCN4579 まずはテーブル天板を取り外し、今度は角材を下から止めている止めネジを抜いたところで鋸でカット。
ただシーラントがべっとりと塗られているのでこれだけでは外れてくれません。
スクレーパーを境目に差し込んでシールを切っていきます。
これ結構骨が折れるんですよね、しっかり汗をかいたところでやっと外れてくれました。

DSCN4580   中を覗くと予想したように滑車を通ってきたワイヤーがダガーボードの頭に結ばれているのが見えます。
DSCN4583滑車を触ると動くので固着はしていないようです。油を注せばそのまま使えるような気がします。 ちょっとほっとしました。

DSCN4585一方、ダガーボードの方は錆びてぼろぼろの状態、錆でダガーボードケースの隙間いっぱいに膨れて動かなくなっているようです。
事実、ワイヤーはたるんでしまっていますがダガーボードは全くうごきません。
本来であればダガーボードの重量を支えるためにワイヤーはピンとはっているはずなんですけどね。
錆の状態を見るとこのダガーボードをちゃんとした状態にするにはいったん引き抜かなきゃいけないようですがちゃんと戻せるかどうかがちょいと心配。
重たいのと横から穴が見えないことからピボットの穴位置を合わせるのはすごく大変そうです。
もう一つの心配は錆びを落としていったら無くなってしまうのではないかということ、もしそうなったら再製作になりそうですがどう作ればいいんでしょうね、鋳物それとも厚い鉄板から切り出し?
どちらにしても難しそうですしどこに頼めばいいかも判りません。

ちょっと余談ですが、このダガーボード、引き上げる時にはワイヤーで引いて上げるようになっていますが下すときには自重で下りるだけ、強制的に下す手段は見当たりません。
DSCN4564 下りなくなった時の唯一の対策はテーブル天板に開けられた穴に鉄の棒を突っ込んで上からハンマーで叩いて動かす方法だけ。(船内に鉄の棒が転がっていて何に使うんだろうと不思議に思っていましたが 2,3日前に前々オーナーにお会いして教わりました。)
もう少し気の利いた方法が欲しいですよね。

さて、構造と現状は判りましたがどう攻めましょう?
触ったが最後ぼろぼろになって修復できないという最悪のシナリオだけは避けたいのですがーーー。

で、「う~ん」とうなりながら一杯飲んで寝ることにします。







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