県議会傍聴記

  • 堤 理志
  • 2008/7/14 22:57:24

今日は、堀江ひとみ県議の一般質問を傍聴しました。

堀江県議が学校の耐震化への支援を求めたのに対し、県は市町村に「耐震対策をはかるよう指導した」というのみ。また、知事は、耐震化は市町村の仕事であるとし、財政支援などを行う考えがないことを明らかにしました。

知事の発言、政治姿勢に子どもたちの安全や保護者の心配に心を寄せる姿勢はまったく感じとることはできませんでした。

そもそも、市町村の学校耐震化がすすまないのは、市町村が怠慢しているからではありません。国が本来必要な交付税を減らしたり、文科省の耐震化のための予算が後手後手になっているからです。
耐震化がすすまない原因がどこにあり、その解決のためにどのような施策を打つのかが政治の仕事です。筋違いの答弁に終始する知事に驚きました。

また、九州新幹線の中止や諌早湾干拓の開門調査の判決に従う立場をとるように迫った質問に対しても、従来の姿勢どおりで、県民の意向に背く立場を明確にしました。

堀江県議の質問の中で、開門調査の判決に従わない県の姿勢に関連して、「漁民を見殺しにするのですか」という発言に対して、他の県議から不穏当な発言であり、議長に発言の取り扱いを求める(ようするに議事録削除)異例の発言がなされました。

【不穏当】を辞書でひくと、さしさわりがあって適切ではないこと。・・・だそうです。

有明海沿岸の漁民が数十名自殺・自殺未遂があり、裁判でも堤防締切と環境の悪化に因果関係があると断罪されながら、なぜこれが不穏当発言なのか。

不穏当だとの発言をした県議は、干拓事業を推進し、漁民を自殺に追い込んでいるという自責の念があって、いたたまれなくなったのではないかとさえ思ってしまいます。

一年に一度しかできない県議会の共産党議員の質問。しかも1時間のみ。
議席と質問時間がもっとあれば具体論で追及できるのに。。

貴重な議席を守り、もっと増やさないといけないと感じた今日の傍聴でした。


堀江ひとみの徒然記 - 私の発言が「不穏当発言」?
 14日、一般質問を行いました。多くのみなさんに、県議会議場まで、おいで頂きました。暑い中、ありがとうございました。
 質問の内容は、あらためて報告します。今日は、私の発言が「不穏当発言」だと、自民・県民会議の議員が、指摘?したことを書きます。

 私は、諫早湾干拓事業について、知事に再質問をしました。①開門を求めているのは、裁判所だけではない。なぜ、そこまで開門するなと固執するのか。②開門することでの営農の被害を強調するが、開門しないことでの漁業への影響をどう見ているのか。③古川佐賀県知事のように、営農・防災と漁業が両立できる立場に立つべきだ。金子知事は、「農業も漁業もともに栄える立場は同じ」といいながら、開門調査は絶対にしないというのでは、漁民に死ねというのと同じではないか。漁民を見殺しにするのですか。

 漁民を見殺しにするという発言を、「不穏当発言」と言うわけです。

 私は、発言は取り消しはしないと、事務局をつうじ議長に伝えました。議長がどう判断するか。今日は、さすがに疲れました。


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コメント

 お忙しい中、県議会議場までおいで頂き、ありがとうございました。
 学校耐震化の問題は、ひき続き、文教委員会で取り上げたいと思っています。
 長与町で議席を増やしたように、県議会も、まず複数議席を勝ち取りたいと思います。