踏み出さないと

  • area51
  • 2016/6/24 18:50:58

昨日の長崎新聞のコラム「水や空」からちょっと引用させてもらいます。

「失敗した攻撃は「一死、二死」と数え、刺したり、盗んだり、殺したりの攻防の末に、無事に戻った走者は「生還」―野球にまつわる言葉はどうしてこんなに物騒なのだろう、と考えたことがある。」
(中略)
「馬に乗った人など一度も見たことがないが、選挙に出ることをなぜか「出馬」という。候補者とスタッフ、運動員をひとまとめに指す「陣営」も便利な言葉だ。試しに少し考えてみたが、一つも代案を思いつかない。」

(以下多少要約)
「指揮を執るのは「参謀」、公示の日は「いざ出陣」、固い集票基盤は「牙城」、あってはならないが時折「実弾」も飛ぶ。」

とあって、「候補者にとっては激しい戦いだからなのだろうが、私たちは気がつくと、選挙を代り映えのしない言葉で伝えてきた」

投票権を18歳に下げた選挙が始まるにあたり候補者や政党が新しい世代にどんな言葉で訴えるのか。私たち報道機関にもひとごとではない、と結ばれています。


5月にとある全日本組織の総会があり、その席でO県のM理事長がとてもユニークな発言をされました。
その総会は年に一度開催され、大きな会議室に各都道府県(都道府県に支部が複数ある場合は複数の支部長が出席)の理事長が「コ」の字型に並んだ席に座ります。「コ」の空いたところには全国の理事長や副理事長や役員が座っています。
僕たち九州勢は「コ」の横棒の空いた方側にいつもずらっと座っていて、反対側の「コ」の横棒には北海道勢(支部が複数)が座られます。それから東北勢が座り、「コ」のつなぎ棒には東京・関東勢が座り、また横棒の付け根から関西・中国・四国・九州と並んでいます。
ある議案について、意見が平行線みたいになってしまったときにO県のM理事長がこの席次のことを話されたのです。
「あの~、毎回同じ席で同じ顔を見てるとですね~、いいアイディアは浮かばんのですよ~。毎年目の前には北海道の方々がいて、右を見ると役員がいて、正面左側には東北勢がいて、関東までは顔が見えるわけですが、関西・中国・四国勢の顔はまったく見えないわけですよ。たまには席をシャッフルしてみたらどうでしょうかね。」

それ、いいですね。M理事長!

僕らは固定観念とか規定概念の中でかなり「楽」をしているのだなあ。




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