九州大会inSASEBO 雑感その②

  • area51
  • 2016/9/17 09:49:03

そっと伝えるつもりでしたが、気が変わったので(*_*;
9月9日高校の部、KD高校さんの表彰式での所作について。

客席最前列~2列目までずらりと着席されている生徒さんたち。ステージ上の私たちの真に目の前です。
誰一人椅子の背にもたれることなく、まっすぐ前を見て、背筋をピンと伸ばし、両手を膝の上に重ねて、講評・閉会挨拶を聞かれている姿に「おお~」と思いました。

いよいよ審査結果発表。

金賞の場合は「銀」と聞き間違えないよう、最近は「ゴールド金賞」と呼ばれます。出演順に成績が発表されますので、「○番、△△高校、ゴールド…」と呼ばれると悲鳴に近い歓声が起こることもしばしば。それは、やはり嬉しいでしょう。
銀賞、銅賞の団体に対しても惜しみない拍手が贈られます。
壇上の代表者が賞状をかざすとき、多くの団体が「ありがとうございました!」と合唱されます。

そしてKD高校さんの順番。「ゴールド金賞!」。そのとき彼女たちは微動だにせず、歓声も上げず、背筋ピン・両手合わせの状態からそのまま一斉に深々とお辞儀をされるのです。
「おおおっ~」と思いました。まあ、「金賞なんて当たり前」なんて思っておられるわけではないのでしょうが、「惻隠の情」とでもいいましょうか。
ひととおり全団体の賞の発表後に、全国大会への推薦団体が発表されます。(金賞団体は複数あり、そのすべてが全国大会に進むわけではないのです)
KD高校も推薦されました。その時は、さすがに彼女たちの表情が緩みました。それでも姿勢は崩さず、深く一礼。
その後、特別賞の発表です。特別賞は全国大会推薦団体から選ばれ、この特別賞の種類によって金賞団体の中の順位がほぼ判明します。
まゆゆさんが先に呼ばれたら1位は指原さんだとわかるのであります。
残るは県知事賞と最高賞の朝日新聞社大賞のみとなりました。
そして、県知事賞でMG高校の名が呼ばれた瞬間、KD高校の生徒さんたちがこらえきれず、しかし、無言で涙を流しました。
「朝日新聞社大賞は…熊本県立第一高等学校!(あ、書いちゃった)」
会場の万雷の拍手の中、彼女たちは嗚咽しながら肩を震わせながら深く一礼したのでした。

確かに彼女たちの「百年後」は素晴らしかったもんね。

表彰式で喜びを爆発させるのも若々しくてよいでしょう。
静かに感謝の意を現すのもよいでしょう。
それはそれぞれの団体で決めればよろしい。
しかし、もらった賞の種類は違っても互いの健闘を称え合い、拍手を贈る。これが望ましい姿であることは間違いない。
コンクールは競い合う場ではありますが、「合唱」そのものは認め合い高め合うものでありたい。
世界が平和であるために合唱が貢献できるものがあるとしたら、それは「認め合う精神」によって起こし得るものだと思います。

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(続く…はず)



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